３Dプリンタで制作したものには、どうしても積層痕が残ります。いつかこの積層跡を消してやろうと、日々もくろんでいます。そこで、チャレンジの一つとして、パテで埋めて、ヤスリでゴシゴシ！に挑戦しているのですが、なにせすぐ手が疲れてしまいます…(´･ω･`)しょぼん
というわけで、将来倉庫に行く可能性が高いでしょうけど、思い切ってリューターを購入してみました！
よし！これで、手が疲れずにスムーズに表面を慣らせるはず！…………………………ひよこん「目が、目が～！」
なんということでしょう！ゴミ箱を下に敷いて、作業していたのですが、粉塵が部屋を舞っているではないですか！？
というわけで、急遽粉塵ボックスの購入が必要となりました。と、こ、ろ、が！！！ネットで色々と調べても評価が高いルーター作業ボックスが皆無…。評価が低いのはいくつかありました。（「ウェーブ HG ルーター作業ボックス」とか、「集塵機 集じん機 装置 小型 卓上 簡易 ボックス 研磨 切削 リューター マイクロモーター 彫金 木工 エコノミー集塵ボックス 」とか）
世の中のアマチュア造形師の人たちはどうやって、作業しているんだろう…。よし、もうあきらめて自分で作ることにしよう！ということで、自分で制作することにしました。
当然のごとく、自作ということで失敗から始まっています。３作目でようやく使えるものができました(´・＿・`)
【失敗作１号】
ネットの情報をもとに１００均で、「プレンディボックス A4、シリコン排水口カバー（2個）、硬質カードケース A4、シリコーン補修材（より強固に固定したい場合）」を買い集めて制作。
途中、もっと頑丈なものを！もっと頑丈なものを！と意味の分からない上昇志向が働き、ホームページには記載されていないにも関わらず、各側面をガムテープで補強していきました。
そして、完成。………………。そうです、ガムテープの使用量が半端ではないので、ものすごくガムテープ臭いのです。しかも、作業の性質上、顔を近づける必要があるため、匂いから逃れることが出来ません。ものの５分で作業を中断したくなるレベルで臭いです。
自らの過ちにより、まずは失敗作１号が出来上がってしまいました。ただ、匂いだけでなく、この大きさではリューターが側面に当たり、まともに作業できませんでした。また、透明の硬質カードケースにもすぐに粉塵がくっつき、とても視野が悪くなるのが早かったです。
【失敗作２号】
大きさやガムテープぐるぐる巻きの失敗から学んだ結果生まれたのが弐号機。今はゴミ袋から出ていますが、なんと側面の空間部分はまるごとゴミ袋に入れてしまうという暴挙。頭が悪い人が作ったに違いない一品！
これはなかなかの使い心地でした。大きい三角形の段ボールを抱きかかえながら作業するという、なんとも滑稽な作業風景にはなりますが、なんにせよ１号機と違い匂いもせず、良かったです。
しかし、これにも欠点が。透明クリア部分が前面に来ているのですが、部屋の明かりがキチンと内部に届かず、積層痕がはっきり見えない事態となりました。そして、前回同様、クリア部分に粉塵が引っ付き、何回か使用している内に、内部が全く見えずに雰囲気で作業をするハメになります（●´・ω・｀）
【最終兵器 新降魔リューターBOX！】
そして、これが現段階での最終兵器になります。見た目くそださい、名前くそださい、基本くそださい、の３拍子となっていますが、とても便利です。
「破れにくいゴミ袋、アルミワイヤー、クリアポケット、マジックテープ、ヘアゴム」を１００均で仕入れて作りました。デスク灯にマジックテープワンタッチ留めが出来ます。
ちゃぶ台にデスク灯を設置すれば、壁に寄りかかりながら作業することもできます。
クリアケースよりも粉塵が付きにくいため、視野そこそこ良好を保てます。そして、ダメになってきたら、軽く分解してそのままゴミ箱に捨てれます。新しく量産するのも簡単なのです！ヽ(‘ ∇‘ )ノ ﾜｰｲ
これにて、私のリューターボックス制作チャレンジはひとまず完了しました。このブログを見て真似をしてみようなどという人は少ないかと思いますが、何かのヒントになればとは思います。
しかし、積層痕を消す作業はめちゃくちゃ難易度が高いです。リューターうっかり八兵衛、大切な部分も削ってしまいます。かといって、あまり削れないビットだと、時間がかかりすぎてしまいます。
ひたすら、チャレンジあるのみですが、最近ちょっとめげそうです(´∵｀)（あれっ、簡単に造形物が作れるっていうんで、３Dプリンタを購入したような…。）
