対人緊張(対人恐怖症、社会不安障害)の治し方のヒント1

こんにちは。

最近になって、ようやく対人恐怖症が治ってきたので、同じ病で苦しんでいる方へのお助けになればと思い、ブログに残しておきます。

とはいっても、簡単に治るものではなく、かなり時間をかけて解決していく必要があるのではないかと考えます。これについては、私自身のケースしか分からないのですが、少なくとも、私は17歳に発症し現在41歳までかかりました。なんと24年。

ただこの期間、社会人をしたり、恋愛をしたり、すべての時間が虚無だったわけではありません。いろいろな経験が解決につながったのだと思います。しかし、全ての行動、思考の根底には、常に対人恐怖症をいかにして治すか、が存在していました。なにをするにも、この病気を治すことが行動理由になっていました。

なんとまあ、すごい人生!

どのような経過を辿って、治癒に至ったかをぼちぼちブログに書いていく予定です。

私がやってきた治療法は以下になります。私の存在=対人恐怖症、だったので、正当な治療法だけではなく、治すための行動など、問題解決のために試したもの全てが対象になります。(思い出せないだけで、まだあるかもしれません。)

※(2024年7月5日追記)徐々に、各療法の感想を紹介していく予定です。感想を書いたものはリンクを貼っています。

認知行動療法(伊藤絵美先生)
・入院森田療法(東京慈恵会医科大学附属 第三病院)
・薬物療法(パキシル、ルボックス、デパス、メイラックス、コントミン、リボトリール、ワイパックス、リフレックス、アモキサン、リーゼ、テグレトール、リーマス、エビリファイ)
・大学病院(通院、未遂による入院治療。初期統合失調の疑い。他にも躁鬱病の診断。)
・占い(手相、西洋占星術、四柱推命、紫微斗数etc。改名まで手を出しかけました。)
・スピリチュアル(レイキ、引き寄せ、神との対話、OSHO、ラマナマハルシ、神との対話、心身の神癒etc)
・宗教関連(仏教、キリスト教、新興宗教、創価学会、霊法会、真如苑etc)
・社会人経験(プログラマ『約10年』、工芸『約3年』)
・催眠療法
・精神分析(1回1万2000円ほど)
・ヨガ(かなり色んなポーズができました。今は身体が硬くて何も出来ませんが…)
・座禅、静座、丹田呼吸法、なんその法

ざっと思い出しただけでもかなり出てきました。短くて数日間、長くて数年続いた感じです。

どれかが劇的に効いたということはありませんが、とにかくやれることは全てやるしかなかったのです。

何をやっても治らなかったのですが、くしくも厄年を迎えたこの年になって、急に考え方が変わってきて、突然楽になってきました。それどころか、病気に使っていたエネルギーが他の方向を向き始めたのです。一人でライブに行ったり、今まで考えられなかった行動が増えてきました。

いろいろ試してきたことの内、役に立ったものもあれば、立たなかったのもあります。その辺のことも徐々にブログに書いていくつもりです。

一般的な努力や科学を頼っても、宗教を頼っても、対人恐怖症を一発で治してくれる方法はありませんでした。

すごくざっくりした例ですが

・ある宗教、神を信じることにチャレンジする → 教えがムリゲーすぎてどんどんストレスたまる → やめる

・信仰をもつことにチャレンジする → 信じるってなに? → 信じ切れずにやめる

・森田療法や行動療法にチャレンジする → 作業作業っていうけど、俺がやりたいのは、人間関係を楽しく過ごしたいの! → 一生作業に集中できない上、対人緊張も治らずストレスたまる。

など、どの治療法もしっくりきませんでした。現在、治った状態からみれば、宗教も森田療法も、普通の仕事、学校の勉強も、全て理解が出来て楽しいことが分かったのですが、治ったから言えることであって、これらは治療法ではありません。

しかし、様々なことに手を出すことによって、四苦八苦する経験が出来たり、治療法の意味のなさが分かったりします。そういう意味では、意味があるのです。意味がないことが分かることが、なにげに重要な意味。だったりするのです。

長々と書いてきましたが、じゃあ、いつ、どうやったら治るのだ!ということですよね。申し訳ないのですが、これについては私は神様ではなく未来予知ができるわけではないので、断定は出来ないのですが、突然治る時期がやってくる可能性が高いのだと思っています。私自身がそうでしたし、対人恐怖、視線恐怖、表情恐怖、心臓神経症などの書籍にも、同じような治り方をした人がかなり出てきます。

治すためには、様々な治療法の挫折を積み上げていくことも大事だと思われます。挫折を積み上げていくことで、全てが否定され、どうにもならなくなり、突如治る。悟り現象ですね。結果的に、森田療法的な治り方になるのですが、これは「森田療法」だけを通して訪れるとはとうてい思えません。いろいろな療法、宗教、哲学、経験を試し続けることで、そうなるのだと思います。

とりあえず、初回の記事はここで終わりますが、これからもっと細かく各治療法について、治癒について、書いていく予定です。

少しでも通過者として、情報を世に提供できるよう、善処します。

コメント欄は自由に使ってね!ほどよく返信もします!

メールアドレスが公開されることはありません。